最近、私のところでは「薫習」がちょっとしたマイブームです。

先々週のレッスンのとき、待機中に仏教書を読んでいたジェシー逅盟が、「薫習」が出てきたけれど、薫習庵の薫習はこれのことですか? と言うので、そうですよ、と答えました。

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私は、仏教を勉強した訳ではないのですが、昔たまたま唯識仏教の本の中にこの言葉を見つけて、良い言葉だなと印象に残っていましたので、師範免状をいただいた折にレッスン活動の愛称として「薫習庵(くんじゅあん)」と名付けたのでした。

そのため、出典からの引用の関係で「くんしゅうあん」ではなく「くんじゅあん」と拗濁音になっているのです。

つい先日の話ですが、生駒市でありました吉田興三郎先生の演奏会のとき、打ち上げ会場に向かう道すがら、背の高いお弟子さん(その日は宇治巡りをとても上手に演奏された方)が、私に「吉村先生のところの薫習庵の由来はどこからでしょうか?」と質問したので、「唯識仏教の本の中で見つけた言葉ですよ。」と答えました。
彼は、「やはりそうでしたか。実は私が知っている京都の香屋さんに「薫習館」というところがあるもので、ひょっとして出典は同じなのかなあと思っていたのです。」とのことでした。

普段まず耳にするような言葉ではない言葉だけに、立て続けに出会えて、何だか嬉しい思いがしております。

ちなみに、「薫習館」でネット検索してみたら、確かにありました!
「香老舗 松栄堂  薫習館」
しかもとても大きな香の専門店でした。
中には、和風のミニホールもあるようで、薫習繋がりで縁があれば、尺八の演奏をしてみたいなあ、などとふと思いを巡らせてしまいました。

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今度、京都に行くとき一度訪ねてみたいと思います。