琴古流尺八 吉村蒿盟 薫習庵ブログ

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先週のこりおりの会vol.4のCDが出来上がりました。

私が録音して編集したものに、佐野満穂さんが綺麗なCDジャケットとCDラベルを作ってくれましたのでいい記念になります。

あくまでも記録保存用ですので、会員分4枚+1枚の合計5枚だけの作成です。

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昨日は、悪天候の中でしたが、「第4回 山田流箏曲こりおりの会」お陰様で無事に終わりました。

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天候予想も大雨でしたし、チケットも売れてなかったのでどうなるのか不安でしたが、開場まで雨も降らず、思っていたより多くのお客様にお越しいただき、一同本当に嬉しく思いました。

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<1曲目 四季の調>

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<2曲目 秋田菅垣>

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<3曲目 さらし>

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<終曲 桜狩>

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<昨日は、届いたばかりの慈庵管を使いました。
まだ漆プンプンの状態です。>
まだまだ課題はありますが可能性を感じております。

関西で山田流箏曲を地道に取り組んで参りますので、今後もよろしくお願い申し上げます。

会が終わった途端に大雨雷となり⚡️帰り道が大変だったと思います。

私達は、JR尼崎のキューズモールで楽しく打ち上げをして帰りました。

また次の目標に向かって精進していきますので今後とも宜しくお願い申し上げます。

今日は家でゆっくりしておりますので昨日のCD作ってます。

山田流箏曲こりおりの会、「山田流箏曲の調べvol.4」が今週となりました。

今年3月のチャリティコンサートで演奏しました「さらし」もフルバージョンであります。

当日で大丈夫ですので皆様のご来場お待ち申し上げます。

関西では多分唯一の山田流箏曲グループだと思います。
社中としては幾つかありますが、山田流箏曲ユニットとしては、他には無いように思います。

先日は、最終の下合わせも終わりました。
今回は創設メンバーが久し振りに揃っての演奏会となりましたので、懐かしくもあり、嬉しくもあり、頼もしくもあり、本番当日が待ち遠しいです。

関西では、山田流箏曲は本当に少数派ですが、山田流箏曲を純粋に楽しめる貴重な場となるよう、精一杯の演奏に努めますので、一人でも多くのお客様にご来場賜りますよう、心よりお願い申し上げます。


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数年ぶりに開催出来ることになりとても嬉しいです。

2019年6月15日(日曜日)14時開演
兵庫県立青少年創造劇場ピッコロシアター小ホール

皆さまのお越しをお待ち申し上げます。

「山田流箏曲こりおりの会」の「こりおり」は、何から名付けているか、分かりますでしょうか?

私が名前の発案者ですが、語源は「コリオリの力」という言葉から名付けたのです。

地球の自転に伴って、常に西風が吹く偏西風に一定の力(転向力)が働いた結果、北半球では、時計回りと反対向きの渦が巻いて台風が発生する原理を解明したのがフランス人科学者のコリオリであったことから、その力のことを「コリオリの力」と名付けたようです。

私には、専門的なことは理解出来ませんが、コリオリの力からヒントを得て、常に生田流の偏西風が吹く関西にあって、例え一陣の風であっても山田流の風を吹かせてみたいという、細やかな希望を込めて名付けたのです。
単に偶然見つけたのでもなく、会のネーミングを考えたとき、「偏西風」をキーワードにしてネット検索していて、出会った言葉でした。

会のコンセプトに一致すると閃いたのでした。

決して、台風の目になって暴れてみようなどとは考えた訳ではありません。

名前というのは、最初は変な名前と感じていても使っているうちに馴染んでくる様に思います。

と言うわけで、「こりおり」は、「コリオリ」さんと言うフランス人🇫🇷科学者の名前でありました。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/コリオリの力#地球の自転によるコリオリの力

皆さんも一度ネットで調べてみてくださいね。「コリオリの力」‼︎

私達の活動がいつか「こりおりの力」と言われるようになれば嬉しいですが、地道に継続出来ればと願っております。

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新参のFUJIFILMミラーレスカメラの一ファンとして、FUJIFILMがソニー、キャノン、ニコンの35mmフルサイズグループのデファクトスタンダードの波に飲み込まれないか、素人ながらその将来を危惧しております。

これまでからFUJIFILMは、35mmフルサイズミラーレスに参入しないと公表しておりましたので、その理由をいくつか読んではいましたが、それらはいずれも技術屋さんの答えだと思いました。
技術的にはAPS-Cでいいのかも知れないですが、購入者の心理とか、営業面でのことも含めて考えた場合、昔のVHS vs Betaの競争を思い出して、FUJIFILMが、第2のbetaにならなければいいのだがと案じております。

そのため、私なりに考えた結果、二つの選択肢しかないなと思いました。
 FUJIFILMミラーレスカメラも35mmフルサイズに参入する。
フルサイズを超えている中判センサーを価格を半額にしてメイン機種として投入する。

早く動き出さないと将来が心配だなと勝手に心配しておりましたが、昨日、FUJIFILMからメールが届いて、新型ミラーレスカメラの発表イベントのライブ中継があるというのでYouTubeを見ておりました。

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新製品のスペック情報は、私の様な素人の想像を遥かに超える素晴らしいものでした。
35mmフルサイズセンサーを70%も上回る対角55mmラージフォーマットCMOSセンサーの開発には驚きました。

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あとは、このハイエンド機種の機能を基本機能を保ちつつ半額の安価にした普及機を発売して、5G時代の波に上手く乗って欲しいと思います。

今の時点では、1億画素というオーバースペックに思えるものが5G時代には、普通に感じれるようになるでしょうし、現在のフルサイズスペックが陳腐に思えるようになるのも意外と早いかもしれないですね。


最近、私のところでは「薫習」がちょっとしたマイブームです。

先々週のレッスンのとき、待機中に仏教書を読んでいたジェシー逅盟が、「薫習」が出てきたけれど、薫習庵の薫習はこれのことですか? と言うので、そうですよ、と答えました。

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私は、仏教を勉強した訳ではないのですが、昔たまたま唯識仏教の本の中にこの言葉を見つけて、良い言葉だなと印象に残っていましたので、師範免状をいただいた折にレッスン活動の愛称として「薫習庵(くんじゅあん)」と名付けたのでした。

そのため、出典からの引用の関係で「くんしゅうあん」ではなく「くんじゅあん」と拗濁音になっているのです。

つい先日の話ですが、生駒市でありました吉田興三郎先生の演奏会のとき、打ち上げ会場に向かう道すがら、背の高いお弟子さん(その日は宇治巡りをとても上手に演奏された方)が、私に「吉村先生のところの薫習庵の由来はどこからでしょうか?」と質問したので、「唯識仏教の本の中で見つけた言葉ですよ。」と答えました。
彼は、「やはりそうでしたか。実は私が知っている京都の香屋さんに「薫習館」というところがあるもので、ひょっとして出典は同じなのかなあと思っていたのです。」とのことでした。

普段まず耳にするような言葉ではない言葉だけに、立て続けに出会えて、何だか嬉しい思いがしております。

ちなみに、「薫習館」でネット検索してみたら、確かにありました!
「香老舗 松栄堂  薫習館」
しかもとても大きな香の専門店でした。
中には、和風のミニホールもあるようで、薫習繋がりで縁があれば、尺八の演奏をしてみたいなあ、などとふと思いを巡らせてしまいました。

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今度、京都に行くとき一度訪ねてみたいと思います。



令和元年5月18日、興祥会箏曲演奏会は、ほぼ満席の中、大盛会に終わりました。

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若くて元気な沢山のお弟子さん達とベテランの方達に囲まれている吉田興三郎先生、節子先生は立派だなと思いました。

全員が一丸となって会を盛り上げていこうという気概を感じれる会は素晴らしいです。一朝一夕に出来上がるものではありませんから、両先生の普段からの取り組みの賜物であると思いました。

私は、「初鶯」と、終曲の「尾上の松」を演奏しました。

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「初鶯」は、本当に久しぶりに吹きました。息の合ったお弟子さん同士のペアで、私も学生当時を思い出しながら楽しく吹きました。
尺八は、予定通りニュー森羅を使いました。先日の記事に書いた通り、まだまだ漆が落ち着いていない上での演奏ですので、まだまだ本来のポテンシャルは出ておりませんので、楽器に体重を乗せるのは無理ですが将来性はしっかりと感じれましたので、これからの吹き込みでどう変化して行くのかすごく楽しみです。

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尾上の松は、1尺9寸管が指定でしたので、三浦琴童管を使いました。
この尺八はおよそ100年前の作品ですので、十分にこなれて完成されてきた名管です。私の意思を全部受け止めてくれて表現してくれるので、吉田先生ご夫妻の素晴らしい演奏に私も体重を乗せて存分に楽しみながら演奏することが出来たように思いました。

本当に楽しいひとときでした。

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この写真は、会場の生駒市コミュニティセンターの道向かいのビルの玄関前に咲いていた薔薇です。
行きの道すがら思わず撮りました。(23mm単焦点レンズです。)

いよいよ明日となりました。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。


吉田興三郎先生のご社中「興祥会 箏曲演奏会」の御案内です。(吉田の「吉」は「土に口」下が長い「吉」です。)

令和元年5月18日(土曜日)午後1時30分開演

生駒市立コミュニティセンター・文化ホール

私は、「初鶯」「尾上の松」を演奏します。

お時間のある方お越しをお待ち申し上げます。

チケット預かっております。


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もう随分と長く尺八と付き合ってきましたので、科学的な根拠は何もありませんが、経験則で私なりに漆の硬さの変化と音色については、私なりの定説を持っています。

先ずは、「漆は塗ってから何十年も掛かって段々と金属の様に硬くなっていく。」ということですが、これは何かの本で読んだので私の説ではありませんが私もその通りだと思います。
ですので何十年も吹き込まれた尺八は漆だけのことではありませんが音色や響きに深みが出てくるのだと思います。

塗ったばかりの漆の硬さの変化については、次の資料を見つけました。

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見ていただくとわかると思うのですが、漆の塗り立てでは、卓球台の上にラバーコーティングしているようなものでまだまだ本来の状態にはなっていませんから、尺八の場合でもこういう状態で評価してしまうのは正当な評価ではないかもしれないですね。部分的に不安定なところがあったとしても、吹き込むことで解決する場合もありますし、ピッチバランスの関係で生じている部分もありますから、見極めが難しいところです。要はすぐに答えを出さないことが大事なことです。

上の表では、塗布後90日までの硬度変化のグラフですが、尺八の音色に関してはそこから先の微々たる変化が気になるところというか、大事なのだと思います。
とは言ってもそれを数値化して根拠に裏打ちされた話はできませんので、ここから先は私の全くの私見というか妄想みたいなものですから、アホらしいと思う方は読み飛ばしてください。

これまでかなりの新管を吹いてきた経験から言いますと、漆が落ち着いて変化していく過程にはいくつかの段階があると思います。

第1段階は、1、2ヶ月です。
漆に弱い方にとっては、尺八を吹く以前の問題だと思います。被れてとんでもないことになります。
私は漆は大丈夫なので、漆プンプン状態から吹き込むことができます。漆は空気中の湿気で乾いて硬くなると聞いてますので、吹き込むことが一番です、湿気と音楽振動を与えるのがいいように思います。
音移りなどで最初は不安定だったところなどが滑らかに繋がるようになる大事な時期だと思います。

第2段階は、1年です。
新管を吹いているとわかるのですが、あるとき急に息が一段深く入るように感じる時期があります。音に艶が出て楽器との距離感が短くなったように感じるのです。漆がしっかりと固まったのかもしれないですね。
それが大体約1年です。
毎日しっかりと吹き込んでる場合には、それが約10ヶ月に縮まります。

第3段階は、5年です。
毎日吹き込むことで変化していくのは楽器だけではありません、吹き手の方も自然に楽器に合わせて変化していってると思います。
その結果、漆も完璧に固まって竹に脂も染み込んで楽器の振動にも馴染みが出て、吹き手と楽器の一体感が身に付くのが5年かなと思います。
自分の指先の延長に楽器がある感覚です。

一応、変化を感じるのはここまでですが、最初に書きましたようにそれ以後も徐々に硬さは増していくようですので、長く吹き込むことで良い尺八は更に深味を増していくのだと思います。


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